L'Arc-en-Ciel「30th L'Anniversary LIVE」東京ドーム 2022.5.21(sat.)

 

ラルク アン シエルの東京ドーム公演に行ってきました。

東京ドームに行くのははじめてでした。ずっと行ってみたかった東京ドームはすごくデカかった。5万5000人がここにラルクだけを見に集まっているのかと思うと胸が熱くなった。

ラルク、結成30周年なんですって、30年って数字あらためてすごいよね。

 

 

東京ドーム、はじめて行ったんですけど、やっぱ広いですね。すごいロケーションですよほんとに。こんなところでコンサートができるバンドは日本でも指折りの限られた人たちなんだなって。そして5万5000人も人が集まることがあらためてすごい。

しかし、パンデミックの影響でみんなマスクをして大きな声を出せないので、こんなデカい会場で5万5000人も人が集まっているのに、シーーンとなっている状況がすごく異常な空間だった。その光景が非日常すぎて、その場にいることが現実感がなさすぎてしばらくピンとこなかったくらい。そして目の前にラルクアンシエルの4人がステージに現れてもだ。夢だったのかもしれない。

この日、みんな声を出せないかわりに、光るペンライトのようなグッズを振っていた。そのペンライトはマラカスの形状になっていて、降るとシャンシャンと音が鳴る。歓声のかわりにシャンシャンと鳴らしていた。5万5000の光が会場全体がイルミネーションのように光っていて本当に綺麗だった。

 

ところで、今日のセトリは、レアな曲を結構たくさんやってくれた。

特に「finale 」は22年ぶりなんですって。この曲結構有名な代表曲かと思っていたけど22年ぶりって意外だなって思った。

 

他にも、「予感」「 LOST HEAVEN」「いばらの涙」とかかなりレア。「予感」が一番レアなんじゃないですか? 間違ってたらすいません。

 

MY HEART DRAWS A DREAMという曲で、サビで会場全体がハミングでの合唱が起こったのが圧巻だった。みんなマスクしてて声が出せないから、ハミングで歌っていたんです。これ前回の代々木体育館の公演でもこの奇跡が起こったんですけど、何度見ても何度聞いても鳥肌が立ちます。この瞬間が一番非現実的な瞬間だと思った。だって、ハミングって一人一人だとすごく小さい声じゃないですか。5万5000人のハミングがあの広い東京ドームを包み込んだ。本当にすごかった。これはこの場にいないと味わえない特別なものだと改めて実感した。

ファンのみんなの健気さに涙が出そう。いま世界はマスクをしないといけない世の中になってしまったけど、またいつかみんなで声を出して楽しめるようになるといいね。

アンコールで、みんなでウェーブをして遊んだ。ウェーブというのは客席のみんなでて波のように手を揚げるやつ。ステージのモニターに丁寧なウェーブのやり方が表示された。会場の座席表が表示され、スタート地点とゴール地点を指示されて、そのとおりウェーブをした。最初は右から左、次は左から右、最後に、スタンドの両サイドから真ん中にいってアリーナを通ってステージがゴール。ウェーブがゴールに到達するとステージにメンバーが立っていてライヴが再開した。ペンライトがあるとウェーブの動きがわかりやすい。ウェーブの動きがとても綺麗。5万人のウェーブは迫力がある。しかし僕はペンライトを持っていなかったので、必死に手だけ上げて参加した。

hydeが「今日のハイライトはウェーブがステージに向かってきたところ。感動して泣きそうになった。みんな可愛いって思った。」と言っていた。たしかに、この光のウェーブ、俺も見てて可愛いって思った。なんか健気というか。このペンライトの光がファンの一人一人の気持ちだと思うと泣けてくる。

 

そして、ラストの曲「虹」がとても素晴らしかった。

なんかこの日一番グルーヴがあった気がした。この曲はやっぱりこのバンドを象徴するアンセムソングなのかもしれない。このバンドの全てが集約している曲なのかもしれないなって思った。

hydeが「いま、世界中が大変な状況だけど、この雨がやんだらきっと虹がかかるよね」と言っていた。ライヴが終わって会場を出ると雨が降っていた。hydeって天候も操ることができるのかなって思った。

 

 

ラルクの東京ドーム公演に行けたことはとても幸運でした。

貴重な体験だと思った。

ラルクアンシエル、30周年おめでとうございます。

いつまでもかわらずカッコ良いバンドです。ありがとう。