FUJI ROCK FESTIVAL '23 7.30(sun) DAY 3
フジロックに行ってきました。
3日目(日曜日)の1日だけ。一泊二日でホテル泊です。
今年は行く予定ではなかったのですが、直前の1週間前くらいに急に思い立ち、越後湯沢周辺のホテルに空きがあったし、フジのチケットも売っていたので、衝動的に行こうと決めたわけです。
そんな無計画な行動でも、フジロックに行けるものなのだと改めて思います。本当ならもっと準備をするべきです。
東京駅から、8:24の新幹線で新潟県越後湯沢を目指します。
新幹線のなかで駅弁を食べました。奮発して今半のステーキ弁当。お肉が柔らかくてすごく美味しかった。
越後湯沢駅からシャトルバスで会場に向かいます。バスに乗るまでおよそ30分くらい並び、バスに乗って40分くらいの道のりです。
11:00頃、会場に到着しました。
この看板を見るたびに毎回テンションがあがるし、フジロックに来たという実感がわきます。
まずは、グリーンステージのnever young beachを見ます。
GREEN STAGE
11:00-16:20
この日は天気が良くて、暑すぎるくらいの快晴のなか、グリーンステージの芝生に寝転んでnever young beachのステージを見たのですが、なんて優雅なんだろうかと。never young beach、素晴らしいステージでした。
お腹が空いたので、何か食べたい。
鮎の塩焼きとビールを。この鮎の塩焼き、これを食べないと気が済まないくらい、ほぼ毎回食べています。
ピザも食べます。
しかし、このピザが人気すぎて1時間くらい待ちました。これは想定外です。まさかこんなに待つとは。とにかく暑くて、熱中症になるかと思った。
1時間待ったピザ。死ぬほど美味かった。これは美味い。美味すぎる。
しかし、1時間待つのはありえない。タイミングを間違えた。選択のミスだ。
それにしても美味かった。いままで人生のピザで一番だったかも。いやマジで。
ところ天国の川でクールダウンします。今日は本当に暑い(気温36℃)ので、川が人気でした。すごい人が多かった。靴を脱いで川に足を入れたら、めちゃくちゃ冷たかった。冷たくて気持ちが良すぎて、もう一生ここでダラダラしたいって思った。
ホワイトステージに移動しました。ちょうどドミコがはじまるところだった。
WHITE STAGE
14:20-15:10
ドミコ
ボーカルギターとドラムの2人組みバンド、いわゆるホワイトストライプのようなスタイルの2ピースバンドなんですが、非常に演奏がタイトでカッコ良いバンドですね。たった2人で出しているとは思えないグルーヴでした。
FIELD OF HEAVEN
15:10-16:10
ROTH BART BARON
ロットバルトバロン、はじめてライヴを見たのですが、とてもエモいバンドでした。ギターがノイジーなギターで非常に好みでした。私は勝手にもっとエレクトロニカな人なのかと思っていたんですが、全然バンドでした。とてもカッコよかった。
ちなみに、「BLUE SOULS」という曲があるんですが、アイナ・ジ・エンドと「A_o」というユニットを組んで制作された曲で、2021年のポカリスエットのCMに起用されて非常に話題になったんです。この曲がとにかく素晴らしく、この曲がきっかけでロットバルトバロンを知った方も多いと思うのですが、
今回、アイナ・ジ・エンドがサプライズゲストで出てこないかなって期待したんですが、アイナ・ジ・エンドは出てきませんでした。
再びホワイトステージに移動します。
WHITE STAGE
16:10-17:10
100 gecs
非常にハードコアなエレクトロニカでした。SkrillexとかCharli XCXとコラボしてるらしい。たしかにSkrillexっぽい音でした。彼らをはじめて知ったんですが、ファンになりました。
グリーンステージに移動します。
YUKIのステージがはじまっていた。
GREEN STAGE
17:00-18:00
私はJUDY AND MARYは中学生の頃ファンでしたしCD持ってました。時を経てYUKIのパフォーマンスが見れるなんて感慨深いものがありました。それにしても当時からキュートな姿は変わりなくてとても素敵でした。これからも応援しています。
ジャークチキンオーバーライス。チキンが柔らかくて非常に美味しかった。
GREEN STAGE
19:00-20:10
BAD HOP
川崎出身の8人で結成されたHIP HOPグループ。
2018年日本のHIP HOPアーティスト史上最年少での武道館公演を自主で果たし、2020年に横浜アリーナでワンマンを行ったり、すごい勢いで規模がでかくなっているのですが、実はもう解散が決まっているらしい。最初で最後のフジロックのステージ。どういうことなんすか??
ライヴはじめて見たんですけど、超カッコよかった。バックバンドの生演奏で、リズム隊が異常にカッコいいと思ったらベースがKenKenでドラムが金子ノブアキだった。RIZEじゃん!
RED MARQUEE
20:00-21:10
FKJ
FKJ、素晴らしかったです。彼は天才です。機材トラブルがあったらしく、何度も何度も音が止まってしまったアクシデントがあったけど、最後まで演奏してくれて本当にありがとう。FKJのパフォーマンスって、音をループさせてリアルタイムを音を重ねて音楽を構築するスタイルなので、音が1音でもミスると台無しになってしまうリスクのあるスタイルなので、相当なプレッシャーなんだと思う。機材トラブルで音が止まるたびに会場は「ああ…」とため息、FKJは申し訳なさそうに謝りながら何度も仕切り直し、そのたびに会場は大きな拍手と歓声が上がっていた。こういうトラブルがあると逆に一体感が生まれるんですよね。なんとか最後まで演奏してくれて、最後の最後にサプライズで坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」のカバーを演奏したのです。
今年3月に亡くなった坂本龍一への追悼の意を込めてのカバーです。私はこのFKJの演奏で涙が止まらなかった。本当に素晴らしい演奏でした。感動しました。ありがとうFKJ。
FKJのパフォーマンスが素晴らしすぎて放心状態なので、心を落ち着かせたくてしばらく余韻に浸りたかったですが、このあとホワイトステージでWeezerがはじまるので、ちょっと急いで移動します。
ホワイトステージに移動する道中、グリーンステージを横切るのですが、この時間はヘッドライナーのLIZZOのステージが始まっている筈なんですが、グリーンステージは静まりかえっていた。まさかグリーンステージも機材トラブル??
LIZZO目当てに何万人も集まっているのに、静寂に包まれているグリーンステージが異様な光景でした。移動しながらでも1曲くらいは見たいとか思ってたんですが、諦めて移動します。
ホワイトステージへ急ぎます。道中がイルミネーションがアイトアップして綺麗だけど、ゆっくり見ている暇はありません。
WHITE STAGE
22:00-23:30
今回、フジロックに来た理由として「WEEZERが見たかった」というのが一番の理由でした。
この日のWEEZERは完璧でした。セトリが完璧すぎて泣いた。聴きたかった曲すべてやってくれました。もう思い残すことはありません。素晴らしいライヴでした。本当に嬉しかった。見に来て良かった。感無量でございます。
どうやら、いまツアー中で、「WEEZERのヒストリーをみんなでドライブしながら振り返る旅に出よう!」というコンセプトのツアーらしく、だからこんなにベストアルバムみたいな内容のセトリだったのかと。改めてWEEZERって名曲が多すぎる。素晴らしいバンドだと再認識するステージでした。
ちなみに、ギターのブライアン・ベルはFenderのストラトを使っていて、カッコいいストラトだなって思ったら、実はTUBEの春畑道哉モデルのギターらしい。今回の来日の際にFenderのお店で買ったらしいです。ブライアン・ベルが春畑モデルとは、意外なチョイスですよね。
WEEZER、素晴らしいパフォーマンスをありがとう。また来年も来てね。
グリーンステージに戻ると撤収がはじまっており、幻想的な雰囲気に。
もう終わりなのかと、帰るのが名残惜しい。
エントランスの看板、帰りの裏側に「SEE YOU IN 2024!」のメッセージが。
良かった。また来年もやってくれるんだね。
エントランスの看板の横のレーザーの照明が、ウクライナの国旗のカラーになっていました。
フジロック、また来年も来れるといいな。
今年も楽しかったです。ありがとうございました。
今年の様子を、動画にまとめました。
是非見てください。