FUJI ROCK FESTIVAL 2008.07.25(Fri)

フジロックに行ってきました。

初日の25(金)の一日だけです。

 

この日はマイブラが出るということで、どうしても行きたかったのです。

実は前日まで行く予定では無かったのですが、普通に仕事だったし…。でもどうしても行きたくて行きたくて、夏休みをズラしてもらい、有給を取って前の日にチケットを買って無理矢理行ったわけです。

 

マイブラが17年ぶりに活動再開すると。

もしかしたらもう一生観ることができないかもしれない。

いてもたってもいられなかったです。

 

当日は新幹線で新潟の苗場へ向かいました。

現地に着いたのは、昼過ぎ、真っ先にグリーンステージに向かうとくるりが演奏してました。

急いでビールを買ってきて飲みながら観る。くるりの音楽が苗場の山に響いている。

なんて優雅なんだ!なんて贅沢を俺は!

じわじわとフジロックに来たという実感が沸いてきた。それまで、なんとなく気持ちがフワフワしていた。だって昨日「行こう」と決めて今日じっさい来てしまって。なんかもういろいろ急だった。

 

次はTRAVISだったのでそのままグリーンステージの後方の芝生でくつろいだ。

途中雨がパラついてきてちょっと焦った。もちろん雨具を鞄に持ってきてはいるが実はかなり軽装で来てしまった。1日だけだとか、真夏だから暑いだろうという油断も少しあったが、雨が降るとちょっと肌寒い、ここは山の上なのだ。天気は変わりやすいし、夜はもっと冷え込む。

 

TRAVISを観たあと、ホワイトステージに移動しEGO-WRAPPIN'を観に行った。

やはり「くちばしにチェリー」がはじまると盛り上がるし、大好きな曲です。

 それにしてもこの人は歌が上手い…。

 

その後、既に現地にいた友人と合流してご飯を食べたりなんやかんやして、

いよいよマイブラがはじまる時間がせまってきた、

 

マイブラが91年から17年間活動を休止していた間、解散説、死亡説など勝手に流れたり17年も活動してなかったら解散だろ!とか言われつつも、それでも活動の再開を待ち望んでいたのは91年に発表された2ndアルバムの「Loveless」が忘れられなかったからで。いまだに、あの音はどうやって作ったの?っていう曲があったり…。

 

しかし、なんせ17年も時が経っている、みんなオッサンになってるだろうし、グダグダのライヴだったらどうしよう!

しかもマイブラの音楽ってただでさえ冷蔵庫のノイズみたいな音楽だし……。

 

しかし、はじまって最初の1曲目のイントロの出だしの音で全てが吹っ飛んだ。

もう、ガツン!ときた。

 

17年ぶりなのが嘘なんじゃないかってくらい、どこの現役のバンドよりも音がデカく、どのバンドよりもグルーヴがあった。

 

本当に来て良かった。

あやうく一生後悔するところだった。

 

この日はマイブラを観るためにはるばる苗場まで来たような感じでしたが、

十分価値のある1日でした。

 

その後、朝まで会場をウロウロして、始発のバスに乗って新幹線で東京に帰りました。

ほぼ日帰りのような強行スケジュールだったので相当疲れました。

来年はもっとゆっくり計画的に行きたいです。