頂 2011_2日目

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頂 2011 2日目。

 

昨夜テントでぐっすりと眠り、快適な朝をむかえた。

フジロックとは違い、気候が涼しいのはいい。6月はちょうどよい気候である。

 

それでは2日目に見たものを箇条書きします。

 

10:00 GREEN STAGE 

Nabowa

優雅な朝にピッタリの音楽だった。バイオリンが印象的なインストバンド。とても爽やかでお洒落で品のあるバンドだ。野外で聴くととても気持ちがよかった。

 

その後、お昼頃までテントでのんびりとご飯を食べたり、酒を飲んだり、おつまみを食べたり、お酒を飲んだり、お菓子を食べたり、お酒を飲んでダラダラ過ごした。

 

そして、今日中に帰らないといけないので、明るいうちにテントを片付けておいた。

 

16:45 BLUE STAGE 

GOMA&The Jungle Rhythm Section

昨夜に続き、シークレットという形でGOMAが登場した。GOMAは2009年の交通事故で「高次脳機能障害」という脳の記憶が定着しない病を乗り越えての復活となった。自分がどのようにして今このステージに立っているのかも分からなくなるかもしれない。ステージに立った記憶も消えてしまうかもしれない。そんなGOMAのライヴ。すごいものを見た。こんな奇跡あるのかと。この瞬間に立ち会えて本当に良かった。間違いなく2日間のベストアクトであった。

 

16:45 BLUE STAGE 

難波章浩

元ハイスタの難波さんのソロ。僕はハイスタは高校時代の青春だった。しかし、ハイスタのライヴを一度も観る事はできなかった。ハイスタの曲やってくれるかなー。さすがにやらないだろうなーとか思ってたら。やってくれましたStay Gold。イントロで「まじかい!」と僕は反射的に前に走った。それまでPAあたりで見ていたのだけど、気がついたら僕はモッシュピットの渦の中にいた。後ろからどんどん走ってくる人が大勢。そのあとたて続けにCalifornia Dreamin'という。なんというサービス。感無量。

 

19:00 Trival STAGE 

キセル

この日のキセルは素晴らしかった。しっとりとエモい。シニカルにエモい。シュールにエモい。内面からのエモさが伝わるバンドだと思う。精神的なエモさがあるバンド。僕はそう思う。

終わったあと「ありがとうございました」とはけようとしたら、アンコールが起きた。戸惑う二人。たぶんこういうフェスってタイムテーブルが決まってるからアンコールって普通やらない。けど、本当に素晴らしいステージだったからみんなもっと聴きたい。という本音のアンコールだった。ステージに佇む二人が「え、どうしたらいいですか…」みたいにスタッフに助けを求める。

結局アンコールはできませんってなって「えーー」ってなったんだけど、キセルの二人の「ほんとすいません…」というあの腰の低さ。僕は彼らの事がますます好きになった。

 

19:50 BLUE STAGE 

渋さ知らズオーケストラ

ヤバいものを見た。一体これはなんだ。すごい。すごすぎる。

大所帯のジャムバンドなんだけど、バンドだけじゃなくダンス、コンテンポラリー、演劇のごった煮。アートだ。アートすぎる。

一見、前衛的なんだけど、踊らせるところはちゃんとポップに踊らせる。「エンヤートット!エンヤートット!」と、日本人なら誰しもが血が騒ぐお祭りの音頭をみんなで踊る。一度その楽しさを味あわせてから、中盤ちょっとクールダウンした前衛的な演奏になり、さっきのもう一回くれ…!と焦らして焦らして、最終的には一気に踊りのカオスへ。お祭り感が半端無かった。

一回見ただけじゃ消化できない情報量。すごい。もう一回見たい。とにかく衝撃。

 

渋さ知らズの興奮冷めやらぬ状態で、東京へ帰路。

楽しかった!!