FUJI ROCK FESTIVAL 2011_07.29(1日目)

フジロック行ってきました

友達と4人で行ってきました


28日(木曜)の22時頃、友人が運転する車にて東京を出発し
29日、30日、31日の3日間参戦。
8/1の昼頃、東京に帰ってきました。

忘れないうちにざっと感想を書き記そうかと思います

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○7/29:深夜2時頃
「苗場到着」

今回泊まる寝床は
ロッジというか民宿みたいな宿
冬はスキー客が利用するであろう仕様の宿で
一階に乾燥室がありスキー板を渇かせる部屋があった

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会場まで徒歩で10分程度

普段は冬にスキー客で賑わう苗場スキー場近辺の観光地も
夏のこの時期だけはフジロックの為に街が総出でフジロッカーを受け入れている感じで
独特な賑わいを見せていた

僕は今までフジロックに行った際の宿事情といえば
1. テントサイトでテント泊(1泊2日)
2. 一日だけ参戦(朝まで会場をウロウロして始発で帰る)
3. 一日だけ参戦(日帰り)

の3回だけ

で、
今回、3日間フル参戦は初めての経験

宿があって布団があって風呂があるなんて
今まで考えられないくらいの贅沢

しかも交通手段は車
至れり尽くせり過ぎる

夜のうちにチケットをリストバンドに交換し
(交換した4本ぶんのリストバンドが1本足りなくて
交換所まで2往復した事件もありつつ…)

早めに就寝

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○9:00
起床

天候はあいにくの雨
雨具&長靴で万全の装備に着替え会場に向かう

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○9:50
会場入り

4人それぞれ折りたたみの椅子を持参
グリーンステージ後方に椅子を並べ、陣地を確保
それにしても朝から雨がひどい

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○10:00~
グリーンステージ
「DAD MOM GOD」

椅子を並べて陣地を確保している間にグリーンステージの
DAD MOM GODがスタート
冷牟田竜之(G、Sax、Vo)
池畑潤二(Dr)
アイゴン(G)
ウエノコウジ(Ba)
田中邦和(Sax)
青木ケイタ(Sax, Ft.)
タブゾンビ(Tp)
という豪華なメンツ

それぞれのパートに華があり見応えがあった
特にアイゴンのギターの音がカッコ良かった

トップバッターからこんなカッコ良くて

この先3日間もあるのにどうなるんだよ!
と震えた

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○11:50
昼飯
イカレー

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○12:30~
グリーンステージ
「THE VACCINES」

陣地に戻って昼飯を食べていたらTHE VACCINESが始まった
正直前情報もなく、見る予定でもなかったのでなんとなくで見てしまったスミマセン

可も無く不可もなくといった印象


○13:55~
レッドマーキー
「THE PAINS OF BEING PURE AT HEART」



U2スマパンのプロデューサーに、ミックスにマイブラスマパンを手がけていたチームを迎え新作のレコーディングを云々……とかいう前情報に加え、YOUTUBEで曲を聴いてみるといい感じの90’オルタナサウンド。日本でいうスパーカーみたいな感じというか完全にスーパーカー。これは期待できる新人バンドだ! と、意気揚々と観に行ったが、 わりと普通でした。期待しすぎた。

 


○16:30~
レッドマーキー
DEERHOOF

アメリカのバンドなんすけどベースだけ日本人の女性という
脱力的かと思えばかなりエッジがあり緊張感もある
そんで、実はかなりキャリアが長いバンドらしい (正直知らなかった)
かなりクセになりそうな音を出すバンドでした
ピクシーズに近い感じ
僕は大好きですこういうの

○16:30~
グリーンステージ
JIMMY EAT WORLD

念願のジミーイートワールド
2000年頃のエモブーム全盛の代表的なバンドです

実はこの日一番楽しみにしていたアクトです

やっと見る事ができました
最後のSweetnessという曲のグルーヴに震えた

○18:20~
レッドマーキー
The Birthday

この時間帯になってくると見たいものが被ってきて
体力的、尿意的、空腹的なことを考えると
見るもののペース配分というものが重要になってくる
そろそろアクモンを見る準備をせねばならない
トイレは相当な長蛇の列なので
トイレに行く時間もタイムスケジュールに組み込む必要がある

しかしチバさんを一目だけでも見たい

そんな葛藤と共に1曲だけ拝んでグリーンステージに移動

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○19:20~
グリーンステージ
ARCTIC MONKEYS

アクモンで十分ヘッドライナー級だと思うんですけど
この日はアクモンがトリ前という豪華さ

というか、もうこれがトリでいいだろう
と満足して宿に戻ってもいいとさえ思ってしまうくらい
圧倒的なライヴでした
ストイックに演奏している姿がカッコ良かった
あとボーカルが髪が伸びてイケメンになっててビビった

なんでこの人こんな若いのにこんな貫禄があんの
なぜかアルゼンチン代表のメッシを思い出した
全然関係ないけど

個人的にはこの日はアクモンがベストアクトでした

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○21:30~
グリーンステージ
COLDPLAY

アクモンに続きコープレという夢のようなラインナップ。
コールドププレイは2003年のフジロック以来で、見るのは2回目なんだけど、当時2ndが出たばかりで、夕方の17時頃にグリーンステージで、インマイプレイスで両腕を上げて号泣しながら熱唱した記憶がある。

あれから月日が経って2枚のアルバムが出て、世界的にもビックなバンドになったけど、2nd以降あんまり聴かなくなったんだよねなんとなく。

僕にとってコープレはインマイプレイスで止まってしまっていたんです

あの時の感動を再びもう一度同じグリーンステージで味わおう。
そんな気持ちで臨んだこの日のヘッドライナーのコールドプレイ。

初っぱなからもの凄く派手な演出とともにオープニングスタート。
USJかディズニーのパレードばりの華やかなVJに、バックトゥー・ザ・フューチャーの曲のSEを流し、レーザービームの光りに、花火が打ち上がる。

…派手すぎ

とかなんとかで
2曲目からいきなりイエロー!!
3曲目にインマイプレイス!!!!

うおおおおおおおおおお!!!!


正直この時点で聴きたかった曲が全部終わってしまった


その後、近年のヒット曲のオンパレードだったが、ボーカルのクリスはいかんせん 「みんな一緒に歌おうぜ!カモン!ヘイ!」 と、客と一緒に合唱をしたがるタイプで。
マイクを向けて「ヘイ!カモン!」と何度も煽ってくるのだが、どうも僕はその手の煽りが苦手でして、途端に冷めてしまうんですよ。それも僕のコープレ離れの原因のひとつなのかもしれない。客が合唱して盛り上がってる光景は確かに感動的だが、あまり強要はされたくないものだ。
マイクスタンドをクルッと向けられて「カモン!」と、ワンコーラスくらい投げられたんだが、英語が分かんなくてモゴモゴした合唱だったのがなんか気まずかった。

あと、演出が終止派手だったんですが、途中から巨大な風船みたいなボールがいっぱい飛んで来たときは 「いや…曲を集中して聞きたいんだけど…」 と思った。雨で泥だらけだし…。

コールドプレイは演出効果で誤摩化なくても演奏と歌だけで十分魅力のあるバンドなんだけど 、なんか演出を変に派手にしすぎると逆にカッコ悪くなるときがある。

直前で観たアクモンがストイックに演奏だけして圧倒的なカッコ良さだっただけに、どうしても比べて観てしまうと、完全にアクモンがトリのコープレを食っていた気がした

 


そんなこんなで1日目終了。


それにしても初日は雨がずっと降っていてかなり過酷だった。
宿に戻り風呂に入って寝た。


2日目につづく