LADY GAGA_QVCマリンフィールド

 

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レディーガガの単独公演に行ってきた。

この日はももクロが前座で出るという。正直完全にももクロ目当てで行くことを決めた。ガガも好きだし一度は見てみたいと思っていたので絶好のチャンスだと思った。

レディーガガの前座でももクロ、一体どうなってしまうのか全く想像がつかない。レディーガガってシリアスな世界観のイメージだけどももクロみたいな陽気なのが「ど〜も〜」って出てきて大丈夫なんだろうか。

会場はサマソニでもお馴染みのQVCマリンフィールド、前はマリンスタジアムって名前だったんだけどいつのまにか改名したみたい。 会場付近はお客さんで溢れていたんだけど、モノノフが結構多い。奇抜な格好をしたガガのファンであるリトルモンスターもいっぱいいた。リトルモンスターとモノノフが混ざり、とにかく派手な格好の人が多かった。

早速会場に入ると前座が始まった。この日はももクロの他にもう一人DJの人も前座らしい。申し訳ないけどなんて人なのか名前は分からないけど低音がズンズンするミニマルな感じだった。

僕の席は後方のスタンド席で、僕の列は横一列ほぼモノノフだった。周りを見るとガガのファンが多い。ガガの客層はやっぱオシャレな女の子が多い。僕の斜め後ろにモデルみたいな外人2人組が座っっていて「やばい…本国のリトルモンスターがいる…」緊張感が増した。 このあとももクロが出てきて本当に大丈夫なんだろうか。

下のアリーナはスタンディングなんだけど、前方のほうはカラフルなモノノフがたくさんいたがそれでも全体の3割がモノノフといったかんじだった。

DJが30分やったあと、10分くらいインターバルがあって、歓声が上がった。ももクロがステージ袖に姿を現したのだ。 あわててサイリウムを持ち立ち上がる。スタンド席で立ったのはモノノフだけだった。

一曲目のOvertureでモノノフは大きな声で元気いっぱい声を揃えて盛り上がった。 」「いけるか…?」

会場の3割だからさすがに声はまばらだけどモノノフは頑張った。しかし2曲目以降、モノノフのかけ声はだんだん小さくなってくる。頑張れモノノフ! リトルモンスターの視線なんか気にするな! たしかに曲がはじまって思った。

「完全に浮いてる…」

足がガクガクした。変な汗が出た。リトルモンスターはどう思っているのだろう。 この日のももクロのセットリストは定番曲で固められていた。きっと初見でも分かりやすい盛り上がる選曲にしたんだろう。ガガの前座でブリブリのアイドルソングを堂々と歌うももクロを見て思った。これはなんてパンクなんだと。中途半端に恥ずかしがるのが一番カッコ悪い。僕の中で何かが弾け、声を振り絞って叫んだ

「あーりんわっしょい!!!!!!」

モノノフの奇行はどうやらリトルモンスターには爆笑だったらしく、楽しんでいただけて光栄ですといった感じだった。 前座にももクロというのもガガのご指名だったらしい。ガガは日本のアイドル文化に興味を持ってくれているようだ。そりゃあクレイジーだもんな。

そのあと20分くらいインターバルがあり、いよいよガガ様の登場である。

 

ガガが出てくると会場の空気が一変した。一曲目の音が出て一瞬で思った。

「あ、音が全然違う。」

どんなにひいき目で見ても、ももクロとガガに明らかに差がありすぎる。比べるのが気の毒になるほどガガの音は完璧だった。

衣装も曲のたびに早着替えして色んな奇抜な格好を見せてくれて楽しい。途中でステージの上で生着替えまでした。(後ろ向きで真っ裸に)

そして、ハプニングのようなサプライズもあった。ガガがピアノで弾き語りしているとき、客に向かって「カモン。」と手招きし、ステージの上に小学生くらいの女の子のファンを上げた。

会場は「えっ!?えっ!?」と騒然になった。隣に座らせて、その子の間近でしっとりと『Born This Way』を歌った。その女の子はガガを目の前にしてびっくりした顔のまま放心状態だった。

このハプニング、最初はそういう演出で事前に仕込んでいたのだと思ったんだけど、どうやらそうじゃなくて、ガチのサプライズだったらしい。その女の子は、アリーナのスタンディングに親子連れで来ていたんだけど、スタンディングだからギュウギュウで子供には危険な状態になり、スタッフが気を利かせ柵の外に出してあげていたらしく、その一部始終を見ていたガガがステージに上げたらしい。

なんていい話なんだ。しかもガガが「どこから来たの?」と聞くと、「北海道」と答えて、会場が「おおーー」と歓声が上がった。はるばる北海道から来て一生忘れられない思い出ができて本当に良かったね。

 

ガガ様、カッコよかったしセクシーだったし可愛いかったし、ますます好きになった。

見に行けて本当に良かった。

 

 

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