SCANDAL MANIA TOUR 2016@Zepp DiverCity Tokyo
11/3のSCANDALのライヴをZepp DiverCity Tokyoで見に行ったのだけれど、
「内容はツアーが終わるまで内緒にしてね。」というメンバーとファンとの間での約束らしいので、感想を言いたいけど言えねえなあ。
ということなので、ライヴの内容に触れないように感想を書くという高度なことをしないといけない。伝えたい感想がたくさんあるんだけど、なにも書けないというジレンマである。
「みんないい笑顔でとっても楽しかったです。」
っていうことくらいしか言えないことになってしまうけど、しかし結局それがすべてなんだと思う。バンドが楽しそうに演奏しているのを見てるのが楽しい。それがファンの真理だ。
SCANDALというバンドは結成して今年で10周年らしい。こんな可愛い女の子が4人も集まってバンドをやってるってだけでも奇跡だと思うので、大事にしたほうがいい。貴重な存在だと思う。みんなもっとSCANDALのことを大事に思ったほうがいいよ。
それにしても、自らが主催の野外フェスで1万人以上集めたり、去年はワールドツアーに、今年はヨーロッパでもツアーを回ったりと、ここ数年のこのバンドの勢いが凄いことになっている。それと比例するようにここ最近の楽曲がいいときたもんだ。
SCANDALの現在の状況って、「バンドとして理想的な状況」になっていますよね確実に。これはガールズバンドだからどうとかそういう話ではなく、日本のバンド全体を見渡しての話です。
内容にふれずにライヴの感想をいうのが辛くなってきた。だけどこれだけは言いたい。このバンドって、4人ともタレント揃いというか、全員がフロントを張れるポテンシャルをもっていて、全員が歌えるバンドなんすよね。しかもそれぞれ歌の声質に個性まであるという。普通のバンドの4倍の魅力があるのかもしれない。
特にギターのまみたす。まみたすの歌がいい。
まみたすの歌はもっと前面に出した方がいいと思う。いや、隠し玉として控えているという価値もあるのかもしれない。バンドにとって有効な武器である。どこか切なく感情を揺らすエモい歌声だと思った。
そして、彼女達は驚くほどまだ若い。いま10周年で、今後さらに10年たったSCANDALがどうなっているのか僕は見たい。