FUJI ROCK FESTIVAL 2012_7/29(3日目・最終日)
フジロック3日目
いよいよ最終日です。
9:30 起床
11:00 会場到着
やはり3日目も撮ってしまうこの絵
天気予報によると夕方から雨が降るかもしれないとのこと
初日、2日目とくらべると若干雲が多い
昼食は、おにぎりと豚汁
どうしても米が食べたくて30分くらい並んでようやく買いました
こういうなにげない普通の味がやっぱり一番おいしい
やはり最終日が一番人が多かったように感じた。
この日はグリーンステージにずっと居ました。
見たい予定のものが全部グリーンステージに集中していたっていうのと
人が多すぎて移動する気にならなかったというのもあるし
RADIOHEADにそなえて体力を温存しておきたかった。
それと、離れすぎて椅子を置いた陣地が荒らされるのも嫌だなって思った。
正直この日はRADIOHEADのことで頭がいっぱいでした…
・GREEN STAGE 12:30〜
GALACTIC
まずリズム隊の上手さにビビる
特にドラムがすげえことになってるしホーン隊もカッコいい
ちょうど太陽も雲に隠れて涼しくなっていて本当に気持ちが良かった
最終日にして最高のコンディション
本当に今年は天気に恵まれた
・GREEN STAGE 14:00〜
toe
日本の宝ともいうべきtoeです。
彼らは僕はもう飽きるほどライヴを見たのですが、
というのも、海外のインディーズ系のバンドが来日する際、その前座や対バン相手に、必ずといっていいほどtoeが呼ばれるのです。
僕が好きで観に行くライヴには「対バンはまたtoeかい」という感じで。
つまり、それだけ僕はtoeが好きっていうことなのかもしれん。
そして今回、RADIOHEADを観に来て「対バンはまたtoeかい」っていう感じをフジロックで味わうとは。いままでインディーズ規模だったものが、一気にワールドクラスになっちまった。すごく感慨深い。RADIOHEADもtoeも、どっちも好きで本当に良かった。
ライヴは規模がデカくなっても変わらずに、スケールがそのまま大きくなったtoeが観る事ができて嬉しかった
・GREEN STAGE 15:50〜
僕はTUTAYAに行って「井上陽水 ゴールデンベスト」という3枚組のベスト盤を借りてきまして、「そういえば揚水ってどんな曲があったけ」と改めて聴いてみたところ
こんなにヒット曲があったのか!と驚愕した訳です
そりゃあ、たくさんありますよね、忘れていてもイントロを聴いたら思い出してテンションが上がる、改めてちゃんと聴くと本当にキャッチーな曲が多い
井上陽水のステージが始まると、グリーンステージは本当にすごい人の数になり
移動していた人も通路に立ち止まり大渋滞になっていました。
もうこれ…メインアクトなんじゃ…というくらい人が集まっていた
「リバーサイド・ホテル」や「夢の中へ」のイントロがはじまったときの歓声はひときわ大きかったし、圧巻だったのが「最後のニュース」でした。
グリーンステージにいる4万人以上の人が立ち尽くして静かに聴いている光景は壮観でした
そして、やはりみんな待っていた「少年時代」もやってくれました。
最後に「みなさんお幸せに〜」といって去っていき
本当にああいう喋り方なんだーーと感激しました
・GREEN STAGE 17:30〜
JACK WHITE
元ホワイトストライプスのボーカルのジャックホワイトです
僕は彼を、ジョニー・デップに似てると勝手に思ってますし
PVの世界観も毎回ティムバートンばりのファンタジーだと僕は勝手に思っている
そんな彼が今回はホワイトストライプスではなくソロだという
一体どんなライヴなのかと思いきや、セクシーなギャルバンを引き連れてホワイトストライプスの曲をやりまくっているではないすか、
それにしてもあのバッキバキのキレキレの超歪んだギターが聴けただけでも大満足だったし
超カッコ良かった
とろろご飯と豚トロ串
このへんでそろそろRADIOHEADにそなえて準備をしたい。トイレにも行っておかないといかんし、なにより絶好の場所を確保したい。
コステロのライヴが始まったあたりから前に行っておかないと、混雑で前にすら行けなくなるかもしれない。できればPAの真横あたりがちょうどよく見やすいし聴きやすい。
あまり前に行き過ぎても見にくくなってしまうし。前のほう行き過ぎると熱唱しているファンとかがいたりするから注意が必要だ。
徐々にRADIOHEADの時間が近づくにつれて緊張してきた。この例年以上の人の多さも余計に緊張感を煽る。
コステロが始まったあたりから前のほうに移動することに。
・GREEN STAGE 19:20〜
Elvis Costello
実はコステロは2003年のフジロックで一度観た事があったんです。
そのときはもっとアコースティックなしっとりした感じだったんですが、今回は激しい曲が多かったですね。こんなノイジーなかっこいいギターを弾く人だったのかと。
ハットにスーツ姿が渋くてカッコ良かった。ウィーザーのリヴァースも年を取ったらこんな渋い感じになるのだろうか。とか、思いながら眺めていた。
それにしてもあからさまにRADIOHEAD待ちみたいな客が多く(僕もですが…)
「まだかよー」というムードがすごかった、コステロやりにくかっただろうに。
・GREEN STAGE 21:30〜
RADIOHEAD
いよいよ待ちに待ったRADIOHEADです。
苗場でRADIOHEAD、思い出しただけで鳥肌が立ってしまいます。ずっーーとこの瞬間を待ってました。もう何から書いていいのかサッパリです。
一曲目のLotus Flowerが始まった瞬間、もうすべてが飛びました。
フジロックに3日間いた筈だったんだけどすべて吹っ飛んで、その瞬間からRADIOHEADの単独公演に変わりました。しばらく何曲か聴いたあとで「あ、俺いまフジロックにいるんだった…」と、我に返ったのです。苗場にいることすら忘れてしまうくらいどこを切り取っても圧倒的なRADIOHEADでした。
そして、欲を言えば遠くからのロケーションも見たかった。頑張って前の方の自分が見やすい絶好のポジションをキープしたんですが、後ろのほうからの全体象も見回したい。苗場の山に跳ね返った残響も感じたいし、広い会場のスケール感も味わいたい。でもせっかくキープした今の場所を離れると二度と戻って来れなくなる。自分が3人くらいに分裂していろんな角度から見ていたいと思った。
そんな訳の分からない事を考えている間にもライヴは刻一刻と進んでいってしまう。瞬間瞬間を固唾をのんで目に焼き付けたいって思った。
で、やっぱり気になるのはcreepをやったのかやらなかったかというところですが、結論から言うとやらなかったんですけど。
まあ、やってもやらなくても実はどちらでも良くて、そこに期待しちゃうワクワク感だけでもRADIOHEADのライヴの醍醐味の一つになってしまっている気がする。
それにしても彼らのズルいところは名曲を出し惜しみするところで、creepだけじゃなく隠れた名曲がたくさんあるバンドだと思う。今回のライヴでも聴きたかったけどやらなかった曲がたくさん残っているので、本当に懐の広いバンドだなあと思った。
なのでまた観たいと思ってしまうし、また観に行くんだろうなって思います
そんな感じで、放心状態をしばらく引きずったままRADIOHEADが終わり、同時に僕らのフジロックも幕を閉じてしまいました。とっても淋しいです。
また来年、また来れたらいいなあなんて思いますが、なんだかんだまた来てしまうんだと思います。
最後に、今回同行してくれた友人達に感謝。おかげで最高の4日間を過ごす事ができました。ほんとうに最高のフジロックでした。ありがとうございます