SUMMER SONIC 2012_TOKYO 8/18(SAT)
サマソニに行ってきました
東京の土曜日の1日だけです
都内に住んでいるので、幕張の会場までは電車で1時間半くらいで行けるので
8時くらいに起床し
9時に家を出て
11時には会場に到着しました
リストバンド交換も特に並ぶこともなくすんなり入場
さっそくソニックステージに向かいます
・SONIC STAGE 11:30〜
まずは今が旬のぱみゅぱみゅです。
これは観とかないとイカンという危機感から
こんな機会でもないと滅多に見る事が出来ないですし、それもこれもフェスの醍醐味ともいえるのではないかと。
一体どんなライヴなのか、どんな客層で、どんなパフォーマンスなのか、色々気になるところですが、
とにかく「かわいい」その一言に尽きました
ほんとうになんてかわいいんだろうかと見とれてしまった
音はカラオケだし、歌は完全に口パクなんですけど
そんなことはどうでもよくて
「ぱみゅぱみゅがかわいい」それ以上でもそれ以下でもない
腹が減ったので昼飯を食べる
めちゃくちゃボリュームがあって美味かった
・SONIC STAGE 13:25〜
GRIMES
前評判がとにかく高かったグライムスです
NMEの“最もエキサイティングな新人バンド2012”の1位に選出っていうのも気になるし
名門レーベル4ADからのデビューという経歴もオルタナ好きにはたまらない。
宅録ということもありPVの曲もわりとミニマムな曲調の印象だったんですが
実際ライヴではサンプラーを操りながら歌っているようで、
リアルタイムでアレンジをしていたり、自分の声を加工して重ねたり結構忙しそうでした
かなりエッジのきいたゴリっとしたノイズを出していてとってもカッコ良かったです
隣でサンプラーをいじってた人がパンダの着ぐるみを着ていたのも可愛かったし、グライムスもとってもキュートな女の子でした
・SONIC STAGE 13:25〜
ST.VINSENT
どうやらこちらも4ADレーベルの方らしいです
いつもサマソニに行く前に、何を見ようかと出演者をチェックするんですが
今回時間がぜんぜん無くて前日に慌てて一夜漬けで予習をしたんですね
サマソニの公式のラインナップのページに親切にもYOUTUBEが貼ってありまして
そのPVがアコースティックでしっとり歌っておりましてね
それをみた印象でなぜか勝手にカントリーとかフレンチポップな人なのかと思っていたんですけど
ゴリゴリのオルタナでした
かなりノイジーなギターを弾くカッコいいお姉さんでした
Pj Harveyみたいな感じでした
海が見たくなったのでビーチへ
天気は曇りのち雨で
急に雨が降ったりやんだり晴れたり曇ったり
変な天気でした
海です。
雨が降ってたのはちょっと残念だったけど
靴を脱いで海に足をつっこんだら気持ちが良すぎてしばらく離れられなかった
・ MARINE STAGE 16:05〜
イエモンは高校の頃ファンでした
思えば昔、2000年のライジングサンに行ったときに
イエローモンキーが出演する予定が、直前で出演がキャンセルになり
そのすぐ後にイエモンが解散を発表し、とても悲しい思いをした思い出があります
それから12年という年月が経ち、ようやく会う事ができました吉井さん
1曲目でイエモンの曲「Spark」をやってくれて嬉しかったし
やっぱり俺はイエモンが好きだって思った
色褪せないカッコ良さがありました
・ MOUNTAIN STAGE 17:20〜
このバンドは、メロのどこを切り取っても切なく
ギターのアルペジオも泣けるし、たまに入るピアノも泣ける
包み込むようなグルーヴでドッシリしているんですけど
ときどきエッジの効いた切り裂くような緊張感もある
なにより、ボーカルのベンの声がすばらしい。
僕がまだ上京したての頃、新宿のディスクユニオンでたまたま店内に流れていた曲にグッときて、店員になんというバンドなのか聞いてCDを買ったのがデスキャブを知ったキッカケだったんですが、その曲もやってくれて嬉しかった。
(The Photo AlbumというアルバムのA Movie Script Endingという曲なんですが、ちなみにこのアルバムは廃盤になってしまってます…)
やっぱりデスキャブ、好きで良かったって思った
目のあたりにじんわりと熱いものがこみあげた
・ MOUNTAIN STAGE 18:50〜
細美武士 vo&Gt(ex ELLEGARDEN)
ウエノコウジ B (ex thee michelle gun elephant)
masasucks Gt (FULLSCRATCH)
と、メンバーの名前を見ただけでも蒼々たるメンツに震えてしまうのですが
このバンドをサマソニで見るのは実は僕は2回目でして
しかも同じマウンテンステージという
前回はたしか2年前、
そのときの印象は「PVはカッコいいのにライヴはイマイチ」という辛い印象でした。
なぜこんなすばらしいメンバーが揃っているにも関わらず、その個々が生きていないのか悶々としたのです
それぞれのパートの個性が強すぎてぶつかりすぎているのかと思ったのですが
今回のライヴで原因がなんとなく分かった気がした
「ギターが歪んだバッキングの一辺倒で分厚い壁を作っていて、リズム隊とピアノの繊細なニュアンスをかき消している」
勿体ないバンドです…
・ MOUNTAIN STAGE 20:20〜
いよいよシガーロスです
2008年以降しばらく活動を休止しており、
ひょっとしてもう彼らのライヴは見れなくなるんだろうかと心配していたのですが
今年、新しいアルバムも出て活動を再開してくれまして
この日のライヴをずっーーと待ってました
ヨンシーの妖精のような歌声と、バイオリンの弓を使って出すギターのフィードバックノイズはやっぱりカッコいいし、爆発したときの嵐のような轟音に鳥肌が立ちました
この日はとても蒸し暑い日だったのですが、まるでそこの空間だけ冬になってしまったのかと思うくらいピリっとした異空間になってました
圧巻でした…
彼らはアイスランドのバンドなので、凍えるような厳しい真冬のような緊張感のある音や表現が多いのかなって最初思っていたんですね、
しかし、ただ冷たいだけではなく、厳しい冬の寒さを知っている者だからこそ、家のなかの暖かさとかぬくもりも知っている訳で
だから彼らの音楽はどこか暖かさがあるのかもしれないと感じた
冷たい緊張感の奥に暖かさを感じる音楽なのかもしれないって思った
そしてやっぱりもう一度単独公演で観たいって思いました
できれば国際フォーラムのようなより良い音響設備の会場で、ゆったりと椅子に座ってじっくりと観たいって思った
そんな感じで僕らのサマソニは幕を閉じた訳ですが
夏が終わってしまった気がして
淋しい気持ちでいまは放心状態です
どうもありがとうございました