downy / D.A.N. 「情けの庭」@渋谷WWW 2017.10.18

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downy自主企画の「情けの庭」を見に行ってきた。

この企画は3ヶ月連続でゲストを呼んで行われるらしい。初回はD.A.N.とのツーマン。

 

さいしょはD.A.N.から。

 

D.A.N.の演奏は素晴らしかった。すごく好きなタイプの音です。ストイックなバンドっていいですよね。

なんだけど、会場の照明が眩しかった。照明が眩しすぎて音に集中できなかった。たぶんそれは会場(渋谷WWW)の問題で、バンドのせいではない。演奏のリズムに合わせて照明がパッパッパと点滅していたのだけど、なぜか客席にもライトが向いていて、それが終始一定のリズムでホワイトアウトしていてものすごいストレスだった。世の中には、暗闇で一定のリズムで水滴を皮膚に垂らし続けると人は発狂するという拷問があるが、それに近いストレスだった。しかも若干リズムが合ってない。たぶん手動でスタッフがボタンを押していたのだろうか。本当に残念。

もう一度言っておくが、D.A.N.の演奏は素晴らしかった。

 

 

 

 そして、downy

 

D.A.N.の「会場の照明が眩しすぎた問題」に対して、downyの場合はVJがあるので会場の照明の環境に左右されない。VJを映すために照明はすべて消すので。このdownyのVJという要素はとても合理的だなって改めて思った。照明の演出もこだわりたいなら自分たちでやればいい。視覚効果って大事なんだなって思った。

そしてdownyは安定のカッコよさであった。

この日は、「左の種」も「酩酊フリーク」も「葵」も「猿の手柄」も演らなかった。1st、2ndからの初期の選曲が極端に少なく、新しいアルバムの曲が中心のセットリストだった。活動再開してからこれから新しいdownyを見せるという意思表示なのだろうか。これからも精力的に活動をしてくれるってことですね? 活動してくれているってだけで僕は嬉しい。新曲をもっともっと聴かせてほしいと切に願う。