envy 自主企画「LAST WISH」@代官山UNIT 2018.4.1(sun)

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envyの自主企画「LAST WISH」を見に、代官山Unitに行ってきた。

 

盟友、envyとdownyとの対バンということだけど、とても感慨深い1日になった。

 

downyは、3/19にギターの青木裕氏が亡くなり、envyは2/6にメンバーが2人脱退したという悲しい出来事が重なり、正直見に行くのが辛かったけど、どうしても見に行かなければならぬという使命感を胸に代官山へ向かった。

 

 

まず、downy

先日の渋谷WWW Xのライヴ同様、青木裕不在の体制で今回もマニュピレーターのSUNNOVA氏が青木裕のギターの音を出していた。

よりストイックに、静かに、淡々と、タイトに、なんだけど内面は燃えるように熱い音を出していた。やっぱりこのバンドはカッコいい。僕はこのバンドは日本一カッコいいと思っているし、それは揺るぎない事実であり、その気持ちは変わることはないだろうと、今日のライブを見て改めて思った。

青木裕氏の抜けた穴はあまりにも大きいし、僕はそれを受け入れるのにもうちょっと時間がかかりそうです。しかし今後、downyがどう変化していくのかもやっぱり見たい。これからのdownyの、新しい表現や音をもっともっと聴きたいし見たい。今後も活動を続けて欲しいと切に願います。

 

 

そして、envy

 

2年前の2016年4/1、ボーカルの深川哲也が脱退し、今年の2/6にはギターの飛田雅弘と、ドラムの関大陸が脱退。今後はサポートメンバーに9mm Parabellum Bulletの滝善充をギターに向かえ、活動を再開します。

ということなんだけど、「それなら潔く解散してほしい」というファンの声があったり、もうenvyは終わってしまうのかと思っていた。

とりあえず新体制のenvyを見届けよう、9mmの滝さんが加わったenvyはどんな音に変わったのだろう。それを確認しに行ったくらいの気持ちだった。

ライヴが始まる直前、

「今日は来てくれてありがとうございます!いろいろ言いたいことはたくさんあるけど、天国の裕さんに捧げます!!」という声とともに、真っ暗なステージに照明が照らされると、ボーカルの深川哲也が立っていた。

深川哲也復帰。この瞬間まで知らなかったので、まじでビビった。しばらく何が起こってるのか分からなかった。会場は歓喜の渦で、めちゃめちゃ盛り上がった。何このサプライズ。

envy完全復活の瞬間に立ち会えて、すごく嬉しかった。それはそれはエモかったです。いままで見たenvyのライブで一番最高のステージを見た気分になった。やっぱ気持ちって音に反映されるんだなあと。包み込まれるような優しい轟音でした。

 

それにしても、downyもenvyも、多くを語らないのがカッコイイなって思いました。行動で表しているんだなって。

 

本当に行って良かった。

感動して涙が出ましたよ。