GUNS N' ROSES JAPAN TOUR in さいたまスーパーアリーナ2022.11.5(sat)

ガンズのライヴはじめて観たんですけど、本当に最高でした。

まじで素晴らしかった。本当にカッコよかった。

観に行けて本当に良かった。僕は猛烈に感動しています。

というのも、実はチケットを発券した際、チケットを紛失したんです。ありえないんですが、チケットを買い直したんです。つまり、2倍のチケット代を払っています。チケット買い直すの相当悩んだんですけど、どうしても行きたくて買い直すことにしました。

いや、ありえないですよ。15,000円のS席チケット（2人で行ったので2枚分30,000円）を無くして、19,000円のSS席を2枚買い直したので、2枚で6万8000円です。どうですか？引いてますか？なかなかな話ですよね。

でもね、なんか行かなかったら一生後悔しそうな気がしたんです。いつなにがあるかわからないなって。いつ解散してもおかしくないバンドだと思うし。

金で解決するなら金で解決したらいいという全くロックじゃない選択肢で行くことにしたのでした。

だから、この時点でかなりハードルが相当上がってしまっているんです。ガンズに対する期待値が勝手に上がりまくっている。いや僕が勝手にチケット無くして勝手に２回チケット買ってるだけなんですけど。そこまでして行ってるんだぞって。ガンズへの気持ちが重すぎて辛い。

開場は16時で、開演は18時。

17時からオープニングアクトがLOUDNESSでした。

LOUDNESSといえば日本のメタルバンドのレジェンドですよね。80年代に海外進出した功績は日本の音楽史に多大な影響を与えた重鎮だとリスペクトします。

そして、いよいよガンズ

会場は、「ガンズ！アンド！ローゼズ！ガンズ！アンド！ローゼズ！」と、謎の掛け声とか、で既に盛り上がっていました。そういえばコロナ以降こんな盛り上がりは久しぶりだなって思った。開演時間の18時をすぎてもなかなかステージに出てこないので、会場は痺れを切らし催促の手拍子と掛け声に激しさを増した。

ガンズのライヴって遅刻するのが当たり前らしいですね。2009年の来日のときは2時間遅れたという逸話もあるらしい。え？今日ってガンズのライブの日だよね？みんなガンズのライブを観にさいたまスーパーアリーナに2万人近く集まってるんだけど、アクセルちゃんと埼玉に来てるよね？？

ちょっと不安になっていたら、18:20頃、会場が暗転しライヴがはじまった！

ステージにメンバーが登場した瞬間、「ホンモノだ！」って思ったんです。本物だ感がすごかった。なんか、アニメとかのヒーローみたいな感覚に近い。彼らがステージに立ってる姿がカッコ良すぎた。ロックスターってこういうことなんだな。キャラ立ちしすぎ。ここまでアイコニックなバンド他にいねえ。

今回リチャード・フォータスの演奏が特に素晴らしくてですね。カッティングを全身で振り下ろすキレ味鋭いプレイスタイルが非常に好みでした。

スラッシュは対照的に甘く色っぽいスタイルなので、きっと良いバランスのコンビなんだなって思った。というかスラッシュはもう存在感が凄すぎて、もうなんか手とか指の動きとか関係ないところから音が出てる可能性もあるよね。立ち姿にオーラがありすぎて音が鳴ってるのかもしれない。オーラから音が鳴ってるんだよきっと。ちょっとなに言ってるかわかんないかもしれないけど。そういうことなんです。

ダフもそうです。オーラから音が鳴ってるパターンだよきっと。ダフ・マッケイガン、彼こそ立ち姿がカッコ良すぎる系のプレイヤーですよね。そして、ガンズのパンク要素であり、彼自身がパンクなんです。

そしてアクセルこそがガンズの概念で、ガンズとはアクセルなんだけど、ダフもスラッシュも戻ってきてくれて本当に良かった。オリジナルメンバーがアクセルだけみたいな時期があったことを思うと、この3人が揃ったガンズが見れて本当に嬉しい。

そして、Welcome to the Jungleのイントロで爆アガりした。いままで色んなライブを観てきたけど、こんなにアガるイントロはかつてあっただろうか。

Guns N' Roses - Welcome To The Jungle - YouTube

終盤、ステージに椅子が並べられアコースティックセットになり、客席から「Don't Cry！Don't Cry！」と声があがり、いかにもDon't Cryをやる雰囲気のなかビートルズのBlackbirdのカバーを演奏し、結局Don't Cryはやらなかったんだけど、Don't Cry聴きたかった。

「Knockin' On Heaven's Door」のコール&レスポンスに感動したし、「November Rain」の客席のスマホライトがイルミネーションのようにみんなで光らせたのも感動した。

「sweet child o mine」と「Paradise City」のアンセムソング感が半端なかった。

多幸感しかなかった。

終演後、会場の外のオフィシャルグッズ売り場を覗いてみると、行列がエグいことになっていた。